ペットの法事
亡くなったペットを偲び、弔うための儀式
日本にはお盆やお彼岸を含め故人の冥福を祈る仏教行事はたくさんあり、その全般を「法事」と表します。中でも、“供養するための儀式”を「法要」と呼び、例えば亡くなってから7日目に行う初七日、49日後に行う四十九日忌、命日から1年後に行う一周忌などがあります。
ペットが亡くなった場合、「法要」は必ず行わなくてはならない、というものではありません。ですが、家族の一員として人と同じように供養してあげたいと考える飼い主様も多くいらっしゃいます。亡くなったペットを偲び、弔うために「法要」を行うことは、飼い主様の心が癒されるきっかけにもなるでしょう。
当霊園では、ペットの「法要」として、ペットのご遺骨の前で、僧侶が読経をあげさせていただいております。何回忌まで行うかは、飼い主様のお気持ち次第ですので、心ゆくまで供養していただければと思います。
また、功徳があるとされる卒塔婆の立塔や、合同慰霊祭も行っております。
お問い合わせフォーム、またはお電話にてご相談くださいませ。
読経
ペット霊園のご本尊様の前で、僧侶が読経をあげさせていただきます。
より格式の高い、本堂での「法要」を希望される場合は、別途お問い合わせください。
卒塔婆の立塔
卒塔婆(そとうば/そとば)とは、五重の塔の形をした細長い板のこと。サンスクリット語で、お釈迦様のご遺骨を納めた塔「ストゥーバ」が語源と言われています。宗派によって異なりますが、四十九日、一周忌など、法要の際に卒塔婆を立てると、より心のこもった供養の気持ちを示すことができると考えられています。「何月何日に、どこの誰が誰に対して供養した」と証明するもので、飼い主様からペットへの想いを伝える手紙と言われることも。
また、卒塔婆を立てることは、飼い主様に功徳(くどく)をもたらし、功徳を積むことが亡くなったペットの善行になり、それがめぐりめぐって、やがてはまた飼い主様に戻ってくると言われています。
合同慰霊祭
3月と9月の上旬(お彼岸の1週間程度前)の週末に開催しております(年2回)。当日は、卒塔婆の立塔の受付や、交通安全などのペット祈願、お札の販売などもございます。
飼い主様へのご案内は、当霊園ではなく祭事を執り行う業者からお送りします。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、中止になる場合がございます